きいろぺんぎんの日記

2015年9月

2015年9月30日 オナー発表会など
9時前に起床。朝飯は卵かけご飯と味噌汁とヨーグルト。モノレールでラボ。アキノノゲシ。HシノさんがLウリさんのパスワード変更のお手伝い。Z前さんのオナーTA書類に印鑑。生物科学セミナーのアナウンス(時間を間違えて訂正メール)。エンドメンブレン組が帰って来る。A馬くんは不在。11時45分くらいにMッシーくんと、Z前さんと、オナーセミナー会場へ。H兄やんとK教授は既に座っている。ジャージ姿でF本くんが発表。化学の研究室で実験。視線・ジェスチャーをうまく使った分かりやすい発表。良くやっている。次はO泉くんの発表。K教授が司会。昨日指摘された点はちゃんと修正されていた。Z前さん以外のTAとH兄やんにとっては初めて聞く発表。T井さんがマイク係で、M浦さんがタイムキーパー。F本グループが発表を取りやめたため、生物の発表は一名だけ。今年は誰が発表点を採点するのだろうか。昼飯は、Mッシーくんと三食。さんまと田舎煮。午後はもの書き。Nタリアさんの相談相手になっているK教授。16時からD401で前期最後の生物科学セミナー。演者の先生にご挨拶。岡山にいた時にG藤さんと3人で夕食を食べた思い出。盛況で36名が参加。昨日からの集中講義の続きで、三年生たちも参加。葉緑体はなぜ母性遺伝するのか、なぜゲノムを持っているのか、という疑問から研究がスタート。プラスチドゲノムは154kbしかないが、細胞内に400コピーもある。情報としては少ないが、DNA量としては多い。プラスチドは80%の被子植物で母性遺伝する(ミトコンドリアの場合は全て母性遺伝)。100年前に、Corrensさん(メンデルの再発見者)とBauerさんが斑入りオシロイバナの研究で見つけた現象。父親のオルガネラが積極的に壊されているという仮説をたてて、シロイヌナズナを使って変異体のスクリーニング。花粉のDNAを染色してオルガネラDNAが減らない変異体を見つける。まつ毛ツールを駆使して花粉5粒からPCR。オルガネラDNAの半定量に成功。原因遺伝子は被子植物特有のexonuclease(Mg依存性)だった。プラスチドにもミトコンドリアにも局在。オルガネラDNAの分解に関わっているようだ(葉緑体やミトコンドリアDNAは実は環状ではなく、切れ目があるのでexonucleaseで分解可能という話)。母性遺伝に関わっているかを調べた実験。プラスチドはそもそも精細胞に入らないので、変異体花粉で増えたミトコンドリアが父性遺伝するかを調べた。ミトコンドリアDNAの一部は核ゲノムにもあるのでまぎらわしい。PCRで区別するため、多型のある系統を利用。300個体を調べた結果、父親から遺伝したミトコンドリアは見つからなかった。つまり、花粉でのオルガネラ分解は母性遺伝には不要で、他のメカニズムで父親由来オルガネラが排除されているらしい。では、このexonucleaseの役割は何か? このexonuclease遺伝子は老化した葉で発現が増加することを発見。オートファジー遺伝子とも共発現 。オルガネラDNAを分解することで養分の再配分に関わっているのかもしれない。他の細胞に接している卵細胞とは違い、花粉に栄養を補給する細胞はないので、オルガネラを分解することで養分を補給している可能性がある。葉っぱの老化は花や果実への養分の再配分に必要。葉の窒素の75%は葉緑体が持っている。DNAも分解されて養分として使われているかもしれない。暗闇で葉の老化を誘導すると、exonuclease遺伝子の発現量が増加した。クロロフィルの分解酵素やオートファジー遺伝子も発現上昇することを確認。変異体では葉の老化が遅れる(stay green)。葉緑体のDNAの分解が遅れることで葉緑体遺伝子の発現低下がゆるやかになる。光合成活性の低下度合いもなめらか。digital PCRで変異体オルガネラDNAの分解が遅れていることを確認。「オルガネラのDNA量が多いのは、養分のリザーバーとしてはたらいているからかもしれない」という考察。point-of-no-returnに関わる酵素かも。母性遺伝のメカニズムや、母性遺伝の意味(なぜ必要か)については何も分かっていない。マメ科のMedicago属の植物ではプラスチドが両性遺伝するが(受精後、父母どちらか由来のプラスチドだけが無くなる)、父性遺伝だけの植物は知られていない。シロイヌナズナ野生型の精細胞にも少しはミトコンドリアはあるが、受精卵に取り込まれた後、しばらくして消失する。C.elegansでも雄のミトコンドリアが入ったらオートファジーで消化される。細胞質の小さい精細胞由来のオルガネラは数が少なく、受精卵に入ったとしてもそもそも生き残りにくいが、積極的に排除する機構も存在するということ。面白い。17時12分に終わり。出席カードにサイン。前期は合計22の生物科学セミナーが開催された。出席ポイントとしては24なので、3単位分。外部講師のセミナーが多かったので、内部の教員セミナーを入れる隙はなかった。メールでセミナー係交代の連絡をして、私の役目は終わり。セミナー係だったので自分の興味とは関係なく、全てのセミナーに参加。真面目に聞けば、どれも面白くてためになる話ばかり。レベルの高いセミナーをたくさん聞けて、この大学の学生・教員は恵まれていると思う。参加者が少ないのがもったいない。もの書きの続き。カルロースくんの元机にデスクマットを敷いて浄化。Nタリさんが座るかどうかは不明。プリンタがマゼンタ切れ。終電一つ前のモノレールで帰宅。今日は12000歩をクリア。なんとか67kg台。夕飯はハンバーグ。せんねんきゅうして、2時には就寝。

 

2015年9月29日 火曜日
8時前に起床。朝飯はしらす卵かけご飯と味噌汁とヨーグルト。モノレールでラボ。9時半からセミナー。M浦さん、T井さん、H兄やん、A馬くんが不在。最初はHスさんのプログレス。不等分裂vs等分裂を決めるメカニズムと、不等分裂の分裂面の位置を決定するメカニズムは別。10時に終わり。次はPPさんの論文セミナー。気孔密度に関わるRLK。Z前さんはオナーのリハーサルに参加。10時40分に終わって、最後にLウリさんの研究紹介。D3だけどすでに一報がアクセプト。Eco-physiology。樹木の凍結を防ぐ過冷却のメカニズム。低温で細胞や幹が縮む現象を記述。細胞外に氷が出来て細胞内の水が減少。篩部から木部への水の移動。気体の放出。縮むことにより細胞の凍結防止と導管のcavitationの防止。氷形成や細胞質粘度上昇によるCO2の拡散効率の低下や、酵素の活性低下などによる光合成の停止。11時半過ぎに終わり。生物科学セミナーのアナウンス。O泉くんが来ている。リハーサルは5分で終了したらしい。データ整理。Z前さん、Hシノさん、Lウリさん、Mッシーくんと、ゴミ捨て。一斗缶もつぶして捨てる。上手なLウリさん。Lウリさんが葉っぱの水ポテンシャルを測る機械を見せてくれる。葉っぱをチャンバーに入れて、圧力をかけて、petioleから水が吹き出た時の圧力を記録するタイプ。こっそりウイロウや高野豆腐の水ポテンシャル(?)を測定してみたい。うちのペンギンたちの水ポテンシャルは低いだろうな。昼飯は、Mッシーくんと、LウリさんとR。バイキングのみ。チキンカツ丼を食べるLウリさん。日本の食堂は美味しいという感想。フィンランドでは学食が日本の3倍の値段。ただし医療費も大学の学費もタダ。今日のプレゼンは、TuesdayとThursdayがよくわからなくて、前日に急いで準備、二回練習してのぞむ。帰りにポッカの缶コーヒー(あったか〜い)を購入するLウリさん。コーヒー好き。今日の15時まで北側入り口が閉鎖。ラボのサーバーに接続できない事件。M野研へ。Iナキさんに後期コロキウム委員を依頼しに行く。調べもの。18時50分ごろにO泉くんのデータ解析が終了。20時にスライドが完成して、5Fセミナー室で一人練習。書類読み終わり。21時過ぎから、O泉くんの初発表練習。K教授と、Z前さんと、4名で。Z前さんは大変だったが、教員にとっては手のかからないオナーセミナー生だった。最後だけはK教授にも指導に加わって頂く。でも、O泉くんがやっていること・目指していることをちゃんと理解してくれていた。さすが教授。説明不足のところもあったが、発表にも慣れているのでオナーの発表としては心配いらない。終電のモノレールで帰宅。夕飯はキノコのホイル焼き。枝豆。味噌汁。タコ酢味噌。ソファーの上で眠ってしまう。

 

2015年9月28日 月曜日
9時に起床。右肘が痛む。朝飯は鍋の残りで雑炊。モノレールでラボ。M浦さん、T井さん、H兄やんはエンドメンブレンミーティング出席のため不在。A馬くんも不在。昼飯はMッシーくんとR。さんまとバイキング。「さんまをきれいにたべたね〜」とRの店員さんが褒めてくれる。野外実習のTAに印鑑。プレートを出す。書類読み。17時からA427で、新助教のY本さん、I木さん、理学部広報担当助教のS口さんの歓迎会。教室主宰の助教歓迎会は私が知る限り初めて。17時にY崎先生が乾杯の挨拶。柔らかドリンクを飲む人が多かったが、私はビール×2。寿司とサンドイッチとパーティーセット。K教授がオーセップの留学生のNタリーさん(メキシコ人女性)を連れて来る。17時半に三名の新任教員の挨拶。18時ごろに私は抜ける。ラボセミナーの準備をするPPさん。Lウリさんは日本人のTuesdayとThursdayの発音が区別できなくて、セミナーが木曜日だと思い込んでいたという噂。「火曜日」と日本語で言った方が伝わりそう。明後日にオナー発表、明日がリハーサルのO泉くんが登場しない事件。Nタリーさんのために、Z前さんとMッシーくんとカルロースくんの机を清掃して浄化。デスクマットの注文。b棟で植物の世話(棒立て)。書類読み。終電のモノレールで帰宅。夕飯は魚とイカの炒め物。酢の物。2時には就寝。

 

2015年9月27日 カミ強化リーグ
7時前に起床。シャワー。7時半過ぎに出発。道端にチョウセンアサガオの花。8時半ごろに会場到着。N井コーチの指示で台を並べる。不良台が2台。1台だけネットが足りない。娘と少し練習。台出し中に左小指の付け根を負傷。バンドエイド。9時20分ごろに疲れたので終わり。S木さんと練習をする娘。我々の他に、S司家、S藤家、F木くん、O場さん、I塩さん、M村くん、H川くんん、M山くん、N村くん、S木さん。今日はKミ強化リーグに参加。強くなりたい小中高生と、大人になっても卓球を続けている同好会選手が多い。今回は参加者が多くて計130名近く。AからNまで14リーグ。1リーグ1台で、8名から9名のリーグ戦。今回は3セットマッチで、試合の開始時間も早め。同士討ちはやらない。優勝決定戦が最後になることを避けるため、各リーグ内の順番は実力順でなくテキトー。ぶーくんはIリーグで、娘はNリーグ。私はCリーグ。9名のリーグ戦。前回来た時にBリーグだった人が3名。今日はレベルが高い。午前中は一人いないので8名のリーグ戦。初戦は中三のTツミくん。県5位で近畿大会に出場。礼儀正しい子。低いバウンドの巻き込みサーブの変化がまったく分からず、派手にオーバーミス。ブロックも上手でなかなか抜けない。接戦だったが、こちらのサービスミスも多く、1-2で負け(8, -11, -5)。初戦にこの相手はキツい。二戦目は高校二年生のSワダくん。左シェーク。一本指し。サーブと豪打がやっかいで、1セット目は苦労してとる。最後の方に横回転サービスに対応できるようになって、2-0で勝利(12, 5)。横回転サービスのレシーブは打点を落とさずコンパクトに打球することが大事。台から出ても大降りしすぎると変化に対応できない。次はペン表のSガさん。ペン表に苦手意識はなく、長めのナックルサーブを駆使して2-0で勝利(5, 7)。角度打ちのないペン表はあまり怖くない。次はシェーク裏裏の大学生のN野さん。強打を決められるが、ミスも多く、ギリギリ2-0で勝利(6, 12)。じゃんけん大会で一時中断して、13時ごろに再開。パンで軽く昼飯。午後は中三のS峨山くんと対戦。シェークでバック面は表。前回は1-3で負けた。今回は相手の打ちミスが多くて2-0で勝利(7, 9)。今日のS峨山くんは調子が悪そうで全敗。次は午後から参加した高校生のY内くんと試合。バック面がイボ高のカットマン。カットに怖さはなかったが、巻き込みサービスやYGサービスがまったく取れず、接戦だったが、1-2で負け(-8, 8, -9)。Cリーグの試合が終わらないので、試合の終わった別リーグの2台も使わせてもらう。次戦もカットマン。別の台で試合。大学生のN尾くん。バック面イボ高。ツッツキとたまのドライブが決まって、2-0で勝利(8, 10)。最終戦は大学生のY崎くん。シェークドライブ型。強打が速くて入ると脅威だがミスも多く、サーブレシーブや三球目を制して、2-0で勝ち(8, 5)。6勝2敗。今回は全勝のチャンスもあったが勝ち切れなかった。6勝1敗同士の優勝決定戦(Tツミくん vs Y内くん)の途中で、16時40分過ぎに強制終了。表彰式。Aリーグ優勝は1部校レギュラーの現役大学生選手(全日本選手権出場者)。Cリーグは私を含む3名が6勝で並び、勝率でカットマンのY内くんが優勝。私は2 or 3位。いつもこんな結果。なぜか卓球教室のコーチと勘違いされることが多い。娘は2勝3敗。ぶーくんは6勝2敗(Iリーグ2位)。着替えて17時ごろに体育館を出る。帰りの車の中でお菓子をむさぼり食う空腹の子どもたち。私もフルーツを食べる。「『しゅまっしゅ』がうまくいかなかった」「『ぶらんす』がくずれるねん」と日本語の怪しい娘。18時ごろに帰宅。体重が67kg前半まで落ちる。風呂。夕飯は水炊き。娘は作文の宿題。21時すぎに寝る子どもたち。私もソファーの上で眠ってしまう。

 

2015年9月26日 土曜日
11時ごろに起床。ピアノのリズム(付点音符)が分からなくて嫁にののしられてすねる娘。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。ぶーくんはちゃれんじ。すねる娘をなだめる。昼飯は栗ごはんとホッケ。布団のとりこみ。15時半過ぎに家を出る。M体育館へ。16時過ぎに到着。強化Bの練習は17時半からだが、台をかりて子どもたちと練習。足が動かないぶーくん。動くためには、「戻ること」「足を止めないこと」「予測すること」「手打ちにならないこと」が大事。17時からFジタパパと練習。久しぶりのショート打ち。ドライブやショートは安定するが、回転のかかったループドライブが止まらない。テンションラバーにしたからではない。子どもたちの軽い球ばかり受けていてはダメだな。17時半から強化BCの練習がはじまる。Iヌイ先生がどこかへ消えたと思ったら、近畿大会で態度が悪かったW久くんに1時間の説教。2ヶ月間の試合出場禁止が決定。S司さん、R先生、K沢先生、初めて見た男の先生がコーチ。娘はS司さんによる多球練習。ぶーくんは男性コーチのグループで練習。A友くんとフォア・バックをつなげる練習。S木さんやN村さんとドライブ練習。最後は試合練習。強化Aクラスの子たちは相変わらず。W久くんが来て、F木くんと打っていたO場さんが、F木くんに「どけ」と言われて困っている。あまりよくない雰囲気。19時まで練習を見て、ラボへ。誰もいない。書類読み×2。まだふみも見ず天の橋立。肘が痛む。鍵を閉めて、終電二つ前のモノレールで帰宅。KFさんから出産報告ハガキが届く。美人になりそう。シャワー。夕飯はカレー。せんねんきゅう。明日は試合なので、1時には就寝したい。

 

2015年9月5日 中間報告お疲れ会&Lウリさん
17時半に起床。朝飯はしらす卵かけご飯と味噌汁。ゴミ出し。シャワー。ピアノの調律の日なので家を片付ける嫁。モノレールでラボ。生物科学セミナーのアナウンス。9時半からセミナー。HスさんとA馬くんが不在。フロンティアラボで1年間滞在するフィンランド人、Lウリさんの紹介。来週にプレゼンをしてくれる予定。Z前さんのプログレス。よくやっている。使っている遺伝子マーカーが、cell identityを決める全ての性質・転写因子に反応して発現する保証はない。マーカー遺伝子の発現は、細胞の性質の一部だけを反映している場合がほとんど。細胞形態などの制御に重要な、下流ではたらく遺伝子を過剰発現してもマーカー遺伝子の発現が広がらない可能性は高い。データの解釈は慎重に、という意見(たぶん)。10時半過ぎに終わり。N瀬さんの論文紹介。MVBとストレス。研究背景・周辺に興味を持つ人が多いので質問に答えるのも一苦労。日本語で質問するLウリさん。11時10分に終わり。掃除。ゴミ出しに行く女子たちを心配そうに見送るLウリさん。Mッシーくんと、大部屋とPCR部屋の床掃除。O薬研さんが収量の良いmidi prepのサンプルを4回分持って来てくれる(M方研では採用決定)。昼飯はMッシーくんと三食。肉じゃがと梅しそトンカツ。LウリさんがK教授とAKさんと実験中。種まきマサト。自主研究経費を使用して物品購入するO泉くんと、TAのZ前さん。16時半からD401で生物科学セミナー。巨神兵先生が司会。Volvoxの話。45名が参加して大盛況。教員も16名参加。生物は4.5億年前に多細胞化。単細胞 → 群体(細胞種=1) → 多細胞と進化。緑藻は多細胞化の研究に適している。Volvoxは2000個の体細胞と16個の生殖細胞から成る多細胞生物。細胞が集合してできたわけではなく、生殖細胞が分裂してこの形ができる。クラミドモナス(green yeast)と近縁で分子生物学的な研究がし易い。Richard Starrが見つけた兵庫県産の株がよく使われている。ライフサイクルは二日間。64細胞期に不等分裂によって表面に16個の生殖細胞ができる。インバージョンによって外側の生殖細胞が内側にとりこまれ、内側にあった体細胞の繊毛が外側に来ることで形態形成が完了。親を溶かす酵素を出して外に出る(親が死ぬ)。インバージョン時に細胞シート屈曲部で特徴的形態変化が見られ、それが研究対象になっている。細胞が伸びた後、細胞運動によって原形質連絡の位置が基部側に移動。これが表裏をひっくり返す力になる。低温で活性化される内在性トランスポゾンを利用した分子遺伝学。走光性を示さない変異体(繊毛が外側にないので移動できない)からインバージョンの異常な株を分離。MAP kinase変異で細胞伸長の出来ない株。微小管モーター変異で細胞運動ができない株(原形質連絡の位置が変えられない)。マンノーストランスポーター変異で胚を包む殻(GV)の成長のできない株など。細胞の伸長と、原形質連絡の位置の移動、殻が胚に合わせて成長することがインバージョンに必要。多細胞化の研究。ゲノムプロジェクトの結果、Volvoxとクラミドモナスでタンパク質をコードする遺伝子の数の違いは4つだけ。最近の多細胞化。Volvoxで増えているのは細胞外基質構築遺伝子、サイクリン、regA 遺伝子(変異体では体細胞が全て生殖細胞に変化)ファミリー。性決定に関わるゲノム領域もクラミドモナスより拡大。相同性組み替えの起らない領域が拡大することで、性特異的遺伝子の増加。雄はMAT3(=Rb)を失っているので小さい精子を作ることができるとか。同形配偶子から、異形配偶子への進化を説明できるかも。近縁種の研究で進化の道筋をたどる。8細胞群体で平面のゴニウム、16細胞群体の球形のパンドリナ、32細胞の群体で内側に間隙のあるユードリナ、128細胞の多細胞体で生殖細胞分化の見られるプレオドリナ。パンドリナ以降はインバージョンが見られる。小さい近縁種では、伸長ではなく細胞結合部の移動がインバージョンに重要。次世代シークエンスの結果、細胞分化のないパンドリナでもregA遺伝子の重複が起きていることが分かった(発現調節はされていない)。単細胞のうちから多細胞化の準備をしているということ。面白い話なのになぜか眠る人が多い。分かりやすい話は真剣に聞かなくても理解出来るからつい眠ってしまうのだろうか。17時35分に話が終わって、17時56分まで質疑応答。打ち上げは「とり竹本店」らしい。古き良き時代のこの大学の雰囲気が少し分かった(細胞運動・細胞骨格)。出席カードにサインして、18時ごろに終了。アスクルからビニール袋とビニールひもが届いている。はやい。18時半にラボを出て「たんたん」まで歩く。M1中間報告のお疲れさま会。N瀬さんとMッシーくんが幹事で、PPさん、H兄やん、Lウリさん、M1三人、Hシノさん、私が参加。K教授は1万円をカンパして不参加。小雨だが、誰も傘をささない。D3のLウリさんは大阪出身の日本人奥さんと1歳の子供と国際交流会館で暮らしている。夕飯は奥さんの手料理。フィンランドに比べたら日本は暖かい。淡水の混ざったような海なので魚の種類が少ない。肉の方が好き。「花金なのに人が少ないですね」というLウリさん。19時に「たんたん」着。H兄やん、N瀬さん、Z前さん、Mッシーくんのテーブルと、PPさん、Lウリさん、T井さん、Hシノさん、私のテーブル。皿下げや、炎の対応、飲み物の注文聞きが素早い。きめ細かなサービス。肉を五枚づつ焼いて食べる。私とLウリさんは生ビール三杯。ビー玉入りのラムネに興味を持つLウリさんとPPさん。20時10分には食べ終わる。どちらのテーブルも同じくらい食べて飲んだ。会計。傘を忘れかけた人が三名。Lウリさん、H兄やん、Mッシーくんと大学まで戻る。大学で日本語を勉強したLウリさん。日本に旅行に来て奥さんと知り合う。二次会でバーに行きたがっていたが、解散。ラボになじめそうな人でよかった。今のラボには二次会でバーへ行く雰囲気が無いのは残念。健全な草食文化系ラボになって久しい。21時ごろにはラボに戻る。誰かがお茶部屋でカップ麺にお湯を入れて放置(K教授?)。Mッシーくんと鍵閉め。終電一つ前のモノレールで帰宅。今日も16000歩をクリア。2時には就寝したい。

 

2015年9月24日 野外実習ガイダンス
6時半に起床。シャワー。ゴミ出し。朝飯は卵かけご飯と味噌汁とヨーグルト。メールの返信2通。8時過ぎに家を出る。モノレールで8時半に大学到着。生物科学セミナーのアナウンス。8時45分ごろにD301へ。今日は野外実習のガイダンス。K井先生とS島先生が既に来ている。O田先生は少し遅れて(迷って)登場。TAは、Mッシーくん、Z前さん、T井さん、U田くん。9時に開始。最初はO田先生が実習のスケジュールの説明。蚊の注意。9時15分から、K井さんが植物園への行き方、注意点(甲子園6個分の広さ)。9時19分からS島先生が植物標本の説明。散策は雨なのであきらめることになった。90年前の御大典記念標本について。昔はこの大学周辺も自然が豊かだったことがわかる。9時27分からプロジェクタを使用してパワポで説明。分類学は種を認識して体系化する学問。種の範囲、種の特性、種間の関係を知る必要がある。そのために可能な限り情報を収集する。京大標本庫(KYO)のタイプ標本(ネコノメソウ)の紹介。さく葉標本は「平面的」でかさばらない(昆虫はドイツ箱、魚はホルマリンでかさばる)。同じ大きさの台紙に貼りつけて、同じサイズで整理されている(コケなどは貼付けずに袋状の紙に保存することも)。小さいものはたくさん乗せて、大きいものは分割。バナナなどは、一部でも全体の様子が分かるように葉のスライスを貼付ける。松ぼっくりの場合は、無理矢理貼付けて分厚い標本を作るか、松ぼっくりだけにラベルして他の場所に保存する場合も。名前が分からなくても、「実物があること」「ラベル(いつ、だれが、どこで見つけたか、標本番号)があること」が重要。1900年ごろのフォーリーさんによる日本の植物標本はラベルがしっかりしていて価値が高い(62440標本をKYOに寄贈)。100年前のことが分かる。標本は世界中で使われる。シーボルトの標本を調べにヨーロッパへ行くことも(タイプ標本は貴重なので貸してくれない)。今はデータベース化されていて世界中からインターネット経由で標本写真を見ることができる。9時46分に終了。新種の写真を持って来たO田先生。カードリーダーが無かったので紹介を断念。私が出欠をとる。6名が欠席(4名は事前連絡あり)。履修登録をしていない人が4名参加していて、合計11名。TA4名と、教員4名で、19名。O田先生が待兼山について解説。10時にいったん解散。「履修登録ができない」というWくん(1学期科目の集中講義で履修登録しないと「期間外」になってうまくいかないらしい)。10時半に博物館前集合。その間にトイレ。S島先生は事務でサイン。10時10分にTAと教員で歩いて博物館へ。コンクリートで固められて大きくなれない大学の樹木。数も多すぎると嘆くO田先生。東大は土が良いので木が大きくなれる。10時半に到着。既に11名とT井さんが待っている。入り口で挨拶をして、3Fに登る。授業中のIさんが抜け出して挨拶。マチカネワニを解説するO田先生。T橋研究室の院生の方が登場。2Fの研究室の鍵を開けてくれる。御大典記念標本を広げる。生薬標本について大学院生が説明してくれる。人体実験によって効くものだけが残ったのが生薬。じゃまだとか汚いという批判もあるらしいが、見つかった経緯や、効く成分や種を明らかにするために実物標本を残しておくのは大事。可能であればDNA抽出も一つの手段。イーライリリー社などから手に入れた貴重な標本。「引き出しを開けてもいいですか」と聞くO田先生。「貴重なものなので私たちも怖くてなるべく触らないようにしている」「私も責任がとれないので」といいつつ許可して下さる。いろいろなところを開ける学生たち。「がちゃん」と大きな音がしたが、聞かなかったことにする。立派な薬箱。漢字が同じでも中国と日本では別の植物である場合も。粉々の植物から種を同定するのも重要な仕事だった。11時5分くらいに見学終わり。外にはマラリア治療薬の原料のキナの標本。後は自由見学で流れ解散。教員4名で本番の打ち合せ。ビニールひも、ビニール袋(丈夫な45L)、標本ラベルが不足。書画カメラとコンピュータの準備。今年は標本を貼付ける時間をとる方針。貼付ける紙とのりの準備。意外と高いアラビアのり。TAは解放。初日の集合時間は8時半に決定。11時半すぎにはみんな博物館を出る。雨が止まない。K井さんとO田先生と別れて、S島先生と大学まで歩く。給料が減った件について。交通費が負担だったらもっと近い人を探すと言う話。どちらかというと講師の数を減らしたい意向の大学。難しい。12時前にラボに到着。レポート入れにレジュメを7部入れておく。今日は就活のA馬くんが不在。フィンランド人が登場の気配。昼飯は、MッシーくんとR。バイキングのみ。眠い。雨の中、郵便局へ。今日は昼過ぎには1万歩クリア。プレートリーダーと格闘するK世くん。YマダさんがMッシーくんのTA許可を取りにくる。書類読み。19時58分ごろに地震。種探し。K合さんにアスクルで注文のお願い。終電一つ前のモノレールで帰宅。今日は15000歩をクリア。夕飯はグラタン、ポテトサラダ、オクラとトマト。2時前には就寝。明日はセミナー。

 

2015年9月23日 水曜日
10時過ぎに起床。連休最後の日。朝飯は卵かけご飯と味噌汁とハタハタ。ハタハタの骨が抜けない娘。12時ごろに家を出る。スポセンへ。ぶーくんのラケットを受け取りにいく。T永先生とOノさんおすすめのラケットとラバー。スティガのクリッパーウッド(7枚合板)のアナトミックグリップ。ラバーはバック面がラクザ7 厚で、フォア面がヘキサーパワースポンジ 1.9 mm。どちらもドイツ系ラバー。弾むようになるはず。T永先生、Aラキ先生、Oノさん、N井田先生たちが交流試合の運営中。駐車場が満車だったので、嫁は車で入り口近くで待つ。ラボまで送ってもらう。ラボにはM浦さん、Z前さん、Mッシーくん、T井さん。書類読み。14時半にO泉くんが登場。Z前さんと、O泉くんと、カメラを探しにb棟へ。T井さんが丁度使い終わったところ。タイムラプスの終わらせ方が分からないので放置。PPさん、N瀬さんも登場。書類読み。b棟の植物の世話。野外実習の準備。種まき計画。PPさんとN瀬さんを残してラボを出る。歩いて帰宅。子供たちは卓球教室から帰ってこない。21時前に帰って来る。夕飯はおでん。0時前には就寝。

 

2015年9月22日 試合
6時半に起床。7時過ぎに家を出る。朝飯は車の中でおにぎり。早く着きすぎて、7時半にM体育館。8時に開館。台出しを手伝う。Iヌイ先生、Aラキ先生、M原さん、協会の人。普通の卓球台14台と、バンビ兼用台7台の計21台。普通の卓球台14台+バンビ台を本部側(5台×3列)。後ろに6台のバンビ兼用台を設置(練習用)。フェンスが足りないのでどこからか持って来る。8時半ごろには設置が終わって、練習開始。9時に開会式。午前中は市内の小学生かクラブチームの小学生の卓球大会。参加無料。男女混合で年齢別。あまりレベルは高くない。ぶーくんはホープスの部。娘はバンビの部。娘は3名のリーグ戦で、すべて同じ卓球教室の子たち。M原さんが審判補助とマナー講習をしてくれる。初戦はKナちゃんに3-0で勝利(1, 1, 6)。決定戦でSンタロウくんと接戦だったが、2-3で負け(-9, 7, -11, 6, -7)。2位。試合中、鬼の形相で「ひ〜ざ!」「サーブ甘いよ!」「足が動いてないよ!」「そこはバックじゃなくてフォア!」と叫び続ける嫁。はじめてSンタロウくんに負けて泣く娘。ののしる嫁。バンビの子たちは試合が終わったので後ろの卓球台で練習。Sンタロウくんのお姉ちゃん(中三のNっちゃん)が相手をしてくれる。ぶーくんはN宮くんに3-0で勝って(1, 5, 5)、優勝したS本くんに0-3で負け(2, 6, 3)。2位トーナメントにまわる。10時半から決勝トーナメント。1回戦は同士討ちで、N村さんに3-0で勝利(7, ?, 9)。決勝戦でもクラブチームのY内くんに3-0で勝つ(8, 6, 6)。2位トーナメント優勝。金メダルをゲット。バンビは全員賞状をゲット(参加賞)。1位グループ優勝はS本くん。2位はM村くんで、3位はSズキさんとA友くん。S本くんは徹底的なカウンター主戦型。打点の低いフォアサイドをうまく攻められればチャンスがあったかも。表彰式が終わったのは11時45分。ロビーで昼飯。パンとおにぎり。12時過ぎに午後の部開始。午後は遠くのクラブチームも参加可(参加費400円)。近畿選手権と重なったのでレベルは低い。ぶーくんはBクラスで、娘はDクラス。午後はバンビ台を使わず。12台使用。Bクラスは4つに分かれて予選リーグ。ぶーくんはK卓球クラブのSトウくん相手に接戦だったが、なんとか3-0で勝利(11, 9, 9)。長短をうまく使えた。第二試合は女子のFカダさんのサービスに苦戦したが、3-1で勝ち(7, 8, -7, 4)。第三試合はE口くんに3-0で勝って(2, 8, 5)、予選を1位通過。BCクラスの予選を一位通過すると、Aクラスにの4名とのチャレンジマッチに参加できる。ぶーくんはCクラスで予選1位通過したH瀬くんと対戦。ギリギリ3-2で勝利(-9, 9, 8, -6, 8)。Aクラス2位のM村くんと対戦の権利を得る(同士討ち)。あっさり0-3で敗れる(-4, -5, -3)。娘のDクラスは2リーグに分かれて予選。娘はHキッズのKメイくんに3-0で勝利(8, 4, 8)。Mナカちゃんにも3-0で勝つ(7, 11, 7)。SマイルのO野くんに3-1で敗れる(-3, -4, 6, -8)。ののしる嫁。15時10分ごろにチャレンジマッチが終わって、決勝トーナメント。ラケットを見失って探すA友くん。嫁も手伝う。娘もぶーくんも1,2位トーナメント。ぶーくんの初戦はK卓球クラブのS峨山さん。この子の兄さんに負けた記憶(私)。接戦だったが、3-0で勝つ(5, 10, 10)。2回戦はバンビで全国ベスト32のHキッズT島くん。今日はうちの卓球教室のY田さん、A友くん、M川くんを撃破。ぶーくんには難しいかなと思っていたが、ラリーを制してなんと3-0で勝利(11, 5, 11)。神懸かり的なブロックも要所で決まる。決勝に進出。娘も一回戦でSンタロウくんに3-0でリベンジ(8, 7, 7)。決勝でO野くんと再戦したが、やはり1-3で負け。Dリーグで2位。試合中興奮して娘に叫び続ける嫁。命の母でも飲ませたいレベル。ぶーくんの決勝戦はバンビで全国ベスト8のHキッズK上さん。スピードについていけず、十分な体勢で打たせてもらえない。0-3で負け(-5, -2, -3)。2位。緩急や前後のコース取りが課題。S木さんがBクラスの3,4位トーナメントで優勝。M川くんがCクラスの1,2位トーナメントで優勝。16時半には終わり。台の片付け。終礼。写真撮影。ほとんどの子が賞状をゲットして、賞状無しで写真にうつったのは2人。かわいそうだけどスポーツなので仕方が無い。17時半ごろに解散。帰ってこどもたちと風呂。試合が終わって興奮気味。夕飯はおでんとポテトフライとエビの唐揚げ。録画していた「風立ちぬ」を見ながら。メッセージ性はなく、美しさだけにこだわった映画だったので安心。すぐに眠る子どもたち。プレイしている時間が短くても、試合は練習より疲れる。0時には就寝。

 

2015年9月21日 月曜日
9時半に起床。祝日。朝飯はふりかけご飯と味噌汁とヨーグルトとコーヒー。おはじきで遊ぶ節子(娘)。嫁と子どもたちは10時過ぎにAラキ先生宅へ出発(11時から個人レッスン)。私は洗濯物干し。風呂洗い。モノレールで大学。肌寒いので久しぶりに長ズボン。最近空き地でマメ科の黄色い花を見かけることが多い(シナガワハギ?)。ラボにはPPさん、N瀬さん、Z前さん、M浦さん。昼飯はコンビニ弁当。普通の弁当はチンしない方が好き。野外実習の名簿を作成。地味な作業。O泉くんが静かに登場してすぐに去って行く。書類読み。定量化。悩む。ケータイが壊れたMッシーくんも登場。じゃがりこLサイズをプレゼント。これで勉強部屋に全員集合。20時半のモノレールで帰宅。夕飯はおでん。ヤマイモ短冊。枝豆。明日は子供たちが試合。0時には就寝。

 

2015年9月20日 日曜日
10時半に起床。朝飯は昨日の鍋の残り汁に餅を入れて食べる。シャワー。12時半ごろに家を出てAラキ先生宅へ。13時に到着予定だったが、渋滞で20分くらい遅れる。Oノさんに電話。家の近くでOノ氏の車とすれ違う。今日はコーチなしで卓球台だけ2時間借りる約束。ぶーくんのnewラケットとラバー代は17650円。OノさんはAラキ先生の試合運営の助けに家を出る。ぶーくんと左右のフットワーク。娘とツッツキ練習。マシンを使わせてもらって多球。ブチ切れ下回転を持ち上げる練習。全身を使わないと入らないので手打ち防止になる。横回転サービスのレシーブ練習。私も横下サービスをレシーブドライブする練習。息が切れる。ぶーくんと試合して負けてすねる娘。何回も挑戦する。15時過ぎにおじいちゃんが降りて来て子どもたちにアイスをくれる。片付けて帰宅。シャワー。昼飯はピアノの先生からもらった皿うどん。あまり食べない娘。旧カルフールへ。ぶーくんと私はQBハウスで髪を切る。娘はおしゃれな11cutで散髪。節子風になった。嫁にラボまで送ってもらう。Sオイくんが玄関前であやしい行動。ラボには誰もいない。記念日か。書類読み少々。書類作りと印刷。b棟で嫁の植物の世話と私の植物の水やり。メールの返信いくつか。野外実習のレジュメの印刷。とりあえず30部。23時過ぎのモノレールで帰宅。ヨルタモリの最終回。夕飯はおでん。

 

2015年9月19日 土曜日
昼前に起床。嫁と子供たちはピアノの練習から帰って来る。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。子供たちは宿題の後、読書。家でお仕事。昼飯はラーメンと餃子。16時過ぎにM体育館着。Iヌイ先生に挨拶して、空いている台を使わせてもらってぶーくんと練習。娘は嫁が相手。途中からS司さんが娘の相手をしてくれる。17時20分にS司さんが「ミーティング」と言って生徒を集める。実はIヌイ先生の70歳のサプライズ誕生日祝い。色紙と花束。S司ママが写真撮影。化粧不足のお母さんたちが遠慮したので写真に写った保護者はFジタパパと私だけ。祝われている感が少なくて気の毒。Iヌイ先生と保護者の距離が分かる。卓球教室も25周年。17時半から強化選手の練習開始。上で眺める。強化Aクラスの子供たちの1球に対する甘さが気になる。常に9-9のつもりで。効率重視で球拾いをせずに球を多く使っての練習(多球練習でなくても)。球拾いをしながら考えていた時代とは違う。ぶーくんはIヌイさん班で基礎練習。足が動いていない。フォーム改造中で打球感を見失っている印象。娘はS司さん班。19時に終わり。嫁はSンタロウ(S藤)母と井戸端会議。帰宅して、こどもたちと風呂。夕飯は鍋。1時には就寝。

 

2015年9月18日 金曜日
8時に起床。ゴミ捨て。朝飯は納豆かけご飯と味噌汁。モノレールでラボ。9時半からセミナーだが、5Fセミナー室をT澤研が使っている。9時半過ぎに突入。AKさんと就活のA馬くんを除く14名が参加。最初にT井さんのプログレス。中間報告会二日後。30分で終わって、Hシノさんの論文セミナー。シダの性決定とジベレリン。分かりやすい。10時40分に終わり。掃除。Sジマ先生から送られて来た野外実習資料の確認。返信。昼飯は、MッシーくんとR。バイキングのみ。O泉くんが登場。プレートを出して、オナー経費の話など。調べもの。もの書き。生協で文房具を購入。今日の昼過ぎから工事のためA棟北側通用口が閉鎖。16時から4Fセミナー室で会議。30分くらいで終わり。T井さんから、CDが焼けない事件。K安くんが登場。あとはLR反応のみ。一通り物書き終わり。次は宿題。悩む。終電一つ前のモノレールで帰宅。なんとか10000歩クリア。夕飯はさんま。民王の最終回を視ながら。せんねんきゅうをして、3時には就寝。

 

2015年9月17日 木曜日
寝坊。ゴミ出し。嫁は車検へ。朝飯はヨーグルトのみ。雨。モノレールでラボ。今日も全員集合。A馬くんが置き忘れたタオルを持って来てくれる。昼飯はMッシーくんとR。さんまとバイキング。K教授から、O泉くんの自主研究費用について話。「使うか使わないか今日の昼までに連絡しろ」という連絡があったらしい。謎。資金難の大学(自称国内3位)。O泉くんが来るのは明日なので「使う」と返事をしておくことに。野外実習受講者、TA、講師の先生たちにメール。博物館のT橋先生にも電話で確認。1月に頼んでから確認をしていなかったので、迷惑をかけてしまったかも。上品な先生で恐縮する。Sジマ先生によると、実習資料は週末に完成するとのこと。大丈夫かな。Mッシーくんの蛋白電気泳動。マーカー探し。石Dくんの-20℃の引き出しから発見。電気泳動装置の構造をつかむのに一苦労。安全管理。genotyping。シークエンス解析。AKさんにコメント書き。b棟の植物の棒立て。もの書き。終電のモノレールで帰宅。夕飯は野菜スープと、豚肉白菜煮。今日子供たちはAラキ先生宅で中国人コーチにみてもらったらしい。せんねんきゅうをして、3時には就寝。

 

2015年9月16日 中間報告会
8時に起床。廃品回収。朝飯はたまごかけご飯と味噌汁とヨーグルト。嫁の車でラボ。キクイモ。階段を5Fまで上ったら両足が痙攣。O森さんにシークエンスを提出。10時から中間報告会。D303で名札とコメント用紙の入った封筒を受け取って、発生のD307会場へ。10時になっても、会場責任者の巨神兵さんも、司会のO沼さんも不在。トップの発表者がキャンセルしたので、10時15分まで待つことになった。唯一スイッチャーの無い部屋。スイッチャートラブルが回避できて良い。主にN田研、M野研の発表。この二つの研究室は、遺伝子探しとか、見つかった変異体をとりあえず観察するとかではなく、「発生」の大事な問題に取り組んでいるのが特徴。大目標がはっきりしていて、そのための実験材料(対象)もよく考えている。目標のために技術的な壁を一つ一つ乗り越えている。クリアで大事なことだけに注目し、瑣末なデータ集めをしていないのも良い。シロイヌナズナの場合、実験すればとりあえずデータがとれるので枝葉末節研究になりがち。12時半前に終わり。T木先生が野外実習受講者数を心配してくださる。昼飯はMッシーくんとR。外は雨。さんまとバイキング。午後は13時半から。D303へ。H兄やんが司会。13時半からZ前さん。イントロスライドにかわいいモデル植物。質問は二つだけ(T木先生と司会のH兄やん)。発生生物学者がいない会場。午後4人目はT井さん。みんな正式ラボ名称を使用。3名から質問。素人質問に苦労。gain-of-functionコンストラクトのloss-of-function実験みたいなものなのでややこしい。14時半から休憩。事務のY田さんから学内便。14時50分から再開。三番目がM浦さんの発表。学籍上の指導教員と本当の指導教員が違うと謝辞が面倒。4人から質問。>16時ごろに終わり。みんな発表練習の時と比べて、かなり分かりやすくなっている。丁寧に作り込んでいた。16時半から懇親会。M野先生が挨拶。F川先生が乾杯の音頭。M1はタダ。チームリーダー以外の教員は1000円。寿司少々とお菓子のみの簡単な懇親会。寿司を一切れ食べて、リキュール類を二缶飲む。ブロッコリーさん(by Mッシーくん)と脱出話。あぶないiPS話など。長万部効果で扱いやすいR大生のこと。17時半にラボに帰って来る。MッシーくんのSDS-PAGEの準備。今日もラボは全員集合。事務からの書類にざっと目を通す。植物のPCR。b棟の植物の支柱立てと水やり。ついでに床の掃除。カルロースくんから電話。鍵締め。バーミキュライトの上にタオルを置き忘れたが取りに行く時間がない。終電のモノレールで帰宅。彼岸花。小雨。今日は8000歩弱。夕飯はイカリングフライと枝豆。2時には就寝したい。

 

2015年9月15日 理論生物学
7時半に起床。セミナーのアナウンス。朝飯はたまごかけご飯と味噌汁とヨーグルト。ゴミ出し。アレチヌスビトハギ。嫁の車でラボ。今日もカルロースくんが登場。10時からD407で生物科学セミナー。守衛さんが開けるのを忘れていたので、K教授が講義室の鍵を開ける。プロジェクタの準備。発生ロジックの人たちも参加。聴衆は33名。遺伝子発現のネットワークは分かっているけどダイナミクスが分からない。関数やパラメータを仮定せずに、ネットワークの情報だけから言えることを抽出。関数フリー理論。午前中は転写ネットワークから鍵となる分子を見つける方法。関数の一意性(同一入力 → 同一出力)に注目。ネットワークの中で、値が決まれば他の全ての遺伝子の値も自動的に決まる最小の遺伝子セットがある。Feedback vertex set(取り除くとループ構造が無くなるノードの集合)がdetermining node(解のふるまいを決める変数)だった。数学的にも価値のある発見。Feedback vertex set(FVS)だけを測定すれば全体の状態が分かる。FVSを変化させるだけで、細胞分化の多様性に対応した様々な定常状態が作れる。山中因子はFVSに近いかもしれない。人の遺伝子ネットワークが分かれば細胞分化を決める最少遺伝子が見つかるはず。再生医療。マスター遺伝子とFVSは一致しない場合もある。理論を検証するための、ホヤ遺伝子ネットワークの秘密実験を紹介。「独立性」からネットワークの検証。ネットワークで分子間に相互作用がなければそれぞれの定常状態(オン・オフ)は独立に決まるはず。ネットワークの形から、あるべき定常状態のセットが分かる。それが実験データと一致していない場合は、遺伝子発現データかネットワークのどちらかが間違っている。理論生物学にアレルギーのある実験生物学者からは「実験生物学者が予想もしなかった結論を見つけることができたのか」と質問。12時に終了。マスター転写因子(かそれに近い転写因子)を見つける方法。ネットワークの端(最上流)の分化誘導因子は自力で見つけるしかない。出席カードにサイン。ラボは今日も全員集合。昼飯は、MッシーくんとR。さんまとバイキング。発生ロジックの偉い方達も外のテーブルで昼食。13時から午後の部がスタート。少し人が減って26名。午後は化学反応のネットワーク。化学反応の摂動応答はネットワーク構造だけから決まることを発見。メタボローム解析で酵素をKOした時の変化は直感に反することも多い。リニアな反応で、ある反応の酵素活性を増やすと、基質となる上流分子が撹乱前に比べて減少し、下流の分子濃度は変わらない(逆に酵素活性を低下させると基質が増加、やはり下流の分子濃度は変わらない)。反応係数を増やした分、基質量を減らしてフラックスを同じにすることで定常状態を作る。ループ構造を持つ、より複雑なネットワークでは酵素活性を増加させると下流が増加する場合もある。リニアな反応について、「酵素を過剰発現したら下流が増えないとおかしい」「酵素活性を限りなくゼロにしたら反応産物は減るはず」と、直感派のK教授が繰り返し質問。「これは定常状態を考えているので、定常状態になる前だけを考えてしまうと理解できない」「実際に酵素の過剰発現実験をして下流産物が増えた場合は、現実のネットワークがリニアでなく、ループを持っていることを意味しているのではないか」「酵素活性がゼロになると基質が最終産物になり、定常状態が成り立たない(のでこのモデルの適用対象外)」「実際の中心代謝系で酵素活性をゼロにする撹乱は不可能(KOしても別の酵素が替わりにはたらく)」などのヒントをまわりの人が与えてくれるが、納得しないK教授。忍耐強く説明していた講師の先生も「じゃあこの実験結果をどう考えますか」「本当に単純な仮定で計算しただけ」「先生、法則が成り立たない例をさがしてもしょーがないじゃないですか」とややおこ。与えた摂動はネットワークの一部のみに影響する。どこに摂動を与えたかによって影響が及ぶ範囲が違う。撹乱があったとき、外に影響を広げないで内部に影響がとどまる限局構造がある。ネットワークは限局構造の入れ子。Firewallとして働いてロバストな代謝ネットワークを作る。既知のネットワークから限局構造を見つける → 実験で実際に影響が限局するかを調べる → 限局しない場合は未知の反応があるはず → 見つけて情報の更新、というように、計算と実験を組み合わせてでネットワークの全体像を明らかにすることも可能。私の頭に残ったのはこれくらい(間違っているかも)。最後に「やっぱりあれはおかしいと思う」と同じコメントを繰り返す勇気のあるK教授。うちのラボセミナーだったらK教授が正しいことになって終わっているパターンだが、「考えてみます」と引き下がる教授。みんなの理解の助けになる素朴な質問をしてくれたので良かったと私は思う。聴衆の中には、セミナー中に計算して検証してくれたかたもいた。専門家はスゴい。14時半に終わり。面白いセミナーだった。犯罪捜査とか経済分析にも応用できるのだろうか。放火場所の分布から犯人の家を予想するとか。株価を決める変数とか。出席カードにサイン。F谷くんにプラスミドを渡す。これからカルロスくんのボスとディスカッションするF谷くん。ナカライさんの担当が変わる(T中さん)。PCR産物の精製とシークエンス反応。電気泳動。b棟の水やり。Mッシーくんは蛋白抽出。エタ沈。博物館に野外実習の連絡メール。今日でカルロースくんがラボに来るのも最後。きれいになった机。植物の植え替え2バット。終電一つ前のモノレールで帰宅。夕飯はレンコンと肉の炒め物や冷や奴など。ダイエット食。3時には就寝。

 

2015年9月14日 月曜日
7時半に起床。旗当番。7時45分に信号前に立つ。7時50分ごろから子どもたちが来て、8時05分まで。月曜日なのでみんな出発が遅い。信号無視でつっこんでくる車が一台。朝飯はたまごかけご飯と味噌汁。モノレールでラボ。D301で数理モデル研究会。勉強部屋に荷物を置くカルロースくん。国際交流担当より、情報活用基礎のアンケートの催促電話。F本さんに尋ねるようにお願い。昼飯はMッシーくんとR。バイキング。植物メリステムの偉い人たちがお食事中。サンプル準備。15時からA427で生物科学セミナー。世話人はM野先生。3Kの工学部機械工学。30名の研究室。マイクロ流体デバイスについて。聴衆は19名。Kバヤマ先生、K澤先生、M野研。電子機器のマイクロ化には半導体微細加工技術が必要。μTAS(マイクロタス)が始まって25年。実験室のマイクロ化(デスクトップラボ;Lab on a Chip)が目標。マイクロファブリケーションで細い流路や部屋を作ることで、反応の効率化、高速化、サンプルの節約。最初の10年間は化学実験用だったが生物にも使われるようになった。Single cell analysisなど、人間が扱える最小限度を超えることが出来る。基盤の上にフォトレジストを好みの厚さで塗布(遠心力で広げる)。光があたったところだけが固まるので細かい鋳型を作ることができる。小さいだけではない。従来のプレート培養だと二次元の細胞シートに拡散で酸素や栄養を供給するだけだったが、マイクロデバイスを使えば体内の三次元構造・血流などの動的な環境を再現できる。血管を模したデバイス内で血管内皮細胞の培養を最初におこなったのはバカンティマウスのバカンティ先生。バイオミメティック。三次元環境の方が細胞活性が高い。構造を再現しないと機能が再現できないのは当然。細い空間に細胞を詰めて肝細胞索構造を再現した例。実際に細胞の極性も保持される。極性を持った代謝・排泄も観察。体外受精の効率を上げるために、受精卵と母親組織を共培養する装置もある。人への応用は倫理委員会によりストップ。黒毛和牛の受精卵を一つずつ分離し、卵割を観察して良いものだけ回収する装置。代理母のホルスタインに産ませると一石二鳥(乳+肉)なので経済的な価値が高い。制御も可能。送流によってある一部分の細胞集団だけに刺激物質を与えることができる。注入と同時に吸引することで拡散を防ぎ、かなり局所的に刺激を与えることも可能。スゴかったのは、chip上に人体や臓器を再現する装置(body on a chip, organ on a chip)。小腸デバイスから吸収された薬剤が、肝臓デバイスで代謝された後、がん細胞に対する効果を見る。動物実験のかわりになる。16時5分に終わり。O泉くんが来ている。K脇さんに冷蔵庫+引き出しの発注依頼。DNA抽出。野外実習の旅費について大学院係から問い合わせ。Sジマ先生からの回答を返信。国勢調査をささっと終わらせる。夜になってA馬くんが登場。PCR。鍵閉め。A馬くんにも伝授。終電一つ前のモノレールで帰宅。今日も12000歩をクリア。夕飯はクリームシチュー。1時には就寝したい。

 

2015年9月13日 OB会役員会
9時半前に起床。シャワー。朝飯はヨーグルト。10時過ぎに家を出る。モノレール、阪急、京阪で、11時半に出町柳。そこから百万遍まで歩く。昼飯は「とんこつたく味ラーメン」。今日はおじさん。味は変わっていない。コンビニで野菜ジュースと黒ウーロン茶を購入。12時ごろにサブフロア。上から現役部員の練習を眺める。12時半ごろから、N友と少し卓球。部室にあった日ペンをかりて、靴下で卓球。ブロックのし易いテナジー。13時から役員会。Tクダさんが持って来たプロジェクタで壁に式次第を映写。私はプリントを持参。13時5分に開始。Aサノさんが司会。A倉部長、O塚副会長、N島さん、N根さん、Aサノさん、Y宗さん、Tクダさん、K己さん、H野さん、N友、監督のK早川くん、I田主将、T瀬女子主将、H野主務、H間会計、Kボタ会計、私。U谷さんと、会長が遅刻。全員で19名。現役幹部挨拶。OB会活動報告。13時15分にM嶋会長が到着。開会の辞。それから私の決算報告。簡略化提案。14時10分までかかる。提案した簡略化案(現物確認はやめる、監査はメールで)は全てあっさりと受け入れられた。「やってもらっているだけで感謝」「受け入れる以外の選択肢はない」と言ってくれたTクダ先輩のおかげ。提案していない前受金や会費支払い記録の廃止まで決定。物わかりの良い先輩たちで良かった。定額預金は「特別会計か」とN島さんに聞かれたが、そんな難しいことは私には分からない。バランスシートの意味も分からない素人が会計をやったおかげで簡略化要求が通りやすくなった。14時半から休憩。14時37分から再開。現役の決算報告。プラ球がセルロイド球の3倍の価格。1年間のボール代が46万円越えで赤字。現役の予算案。どちらも報告事項であってOB会の承認事項ではない。15時7分まで。役員人事。私の会計監査終了と同時に2/3の幹事が退任。実は簡略化が気に入らなかったか? 15時13分から私のOB会の予算案。4分で終わり。15時17分から90周年式典について。幹事はTクダさん。大変な仕事。15時57分まで。O塚副会長の閉会の辞。16時8分に終了。上から現役の練習を眺める。日曜日なのに10台全てが埋まっている。A野さん(ラバーを3年間変えていないらしい)と、Tクダさん、Y宗さん、N友も練習。銀行にお金をおろしにいくA野さん。17時半から懇親会。ぼーっとしていたら置いていかれたのでN友に場所を聞く。走って「門」まで。参加者は、16名。K己さん、N友、K早川くんは不参加。会費は8000円(現役はタダ)。私は、N根さん、Tクダさん、Hラノさんのテーブル。エビスビールをピッチャーで。M嶋会長が乾杯の音頭。3000円の料理。刺身、サラダ、春巻き、鍋。シメはうどん。出汁が好評。京大文学部2年生、M2の女子学生がアルバイト。客扱いが上手。敬語を使いこなしてよくしゃべるかしこいバイトさんたち。Tクダさんのお子さんも中学まで卓球。中一の時にM面市で優勝。パワハラCCメール。Y宗さんと二次代謝のマスター制御因子について話。NICしか知らない。最後に最年長のN島さんの挨拶。19時半過ぎに終わり。副会長のO塚さん、Hラノさん、U谷さんと、出町柳まで歩く。トイレ。20時14分発の快速急行に乗る。私だけ四条で降りて、阪急の河原町駅まで歩く。河原町から、高槻まで特急。隣に座った女性から「このデンシャ、ウメダにイキマスカ」と片言の日本語で聞かれる。普通に乗り換えて南茨木からモノレールに乗り換え。21時半過ぎに帰宅。行き帰りの電車の中で「かもめのジョナサン(完成版)」を読了。ステージが高いカモメの話。私も、もっと研究に専念しないと解脱できない。肉体は滅びても研究は残る(はず)。今日子供たちはAラキさんのところで2時間の練習。枝豆。1時過ぎに就寝。明日は旗当番。

 

2015年9月12日 土曜日
11時半に起床。嫁と子どもたちがピアノレッスン&パラフィン置換して帰宅。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。13時にモノレールでラボ。カルロースくんが来ている。Mッシーくんは帰省。制限酵素反応。昼飯はコンビニおにぎり。電気泳動。役員会の準備。15時ごろにY田さんが登場。お菓子を持って来てくれる。野菜をすりつぶして遊ぶ。相変わらず手際が良い。4Fセミナー室でM野研がセミナー中(中間報告の練習?)。嫁のパラヒン置換。カエル部屋で洗いもの。エさん、N瀬さん、H兄やん(緑)が登場。廊下に液化窒素をぶちまけてもポーカーフェイスのH兄やん。ペンギンさんたちと遊んでくれるY田さん。冷凍パウダーを弁当袋に入れて、17時前に帰っていく。卒業生が訪問してくれる幸せ。Genotyping PCRのデータとり。役員会の準備。K教授も登場。20時前に卓球帰りの嫁と子供たちが迎えに来る。子供たちと風呂。夕飯はちゃんこ鍋。0時前には就寝。

 

2015年9月11日 金曜日
8時半に起床。ゴミ出し。生物科学セミナーのアナウンス。朝飯は卵かけごはんと味噌汁とトマトジュース。郵便ポストに投函。モノレールで大学。郵便局経由でラボ。生物科学セミナーのアナウンスの訂正(場所と時間を間違えていた)。セミナー室がワックスがけ(1時間で乾くらしい)。メールに返信。嫁はパラフィン交換だけして娘の授業参観。昼飯は、Mッシーくんと、R。最近ヘルシーバイキング。蚊にさされる。Mッシーくんと、Hシノさんとゴミ捨て(H兄やん部屋以外)。13時すぎから発表練習(ワックスがけのため少し遅れる)。教員三人とMッシーくんとHシノさんが参加。みんな発表に慣れているので、特に問題なし。イントロと結論の整合性。寄り道をしすぎずシンプルに。14時半過ぎに終わる。16時からD403で生物科学セミナー。「画像不正と疑われないための画像処理」(「上手な捏造の仕方」ではない)。A社の社員の人が受付でアンケートと資料を配る。参加者は40名弱。世話人はM野先生。前半30分はKさんがお話。企業らしい真面目で堅い雰囲気。初々しさも感じる。分生のランチョンセミナーの司会者を思い出す。最初にアンケートの記入。原画像=データではない。ノイズやボケで真実が見えにくくなっている場合もある。場合によっては画像処理が必要。観察系によって正しい処理法が違う。生物サンプルの特性を知らないと正しい処理はできない。やってはいけないのは、1) ゆがませる、2) 黒つぶれや白つぶれ、3) 対象区と処理区の片方のみに画像処理、4) 画像合成(明示せずに異なる実験をくっつける)、5) 画像の中の一部分のみを調整、6) 一部分を隠したりコピペする。画像は連続するノイズ構造を持つので、切り貼りや部分的なコントラスト処理をするとすぐにばれる。正しい処理は、1) 原画像を保持、2) 全ての画像処理履歴を記録、3) 原画像を正しく反映した処理。後半30分はA社の社員の方がphotoshopの操作説明。パソコン(Mac)とプロジェクタの相性が悪いみたいで、photoshopがフリーズ。再起動。なぜかKン先生がM野先生に「Kンさん分かりますか」と呼ばれる。調節レイヤーやスマートオブジェクトで非破壊的(原画像を残した)画像処理。ヒストリーログの残し方。「ぼかし(ガウス)」であるピクセル以下を平坦化することでノイズを除去。試料によっては細部を際立たせるために必要な処理。コントラストの調整は、白とび、黒とびしないように、「レベル補正」で輝度ヒストグラムを見ながら調整するのが良い。一番暗いところを0、一番明るいところを255に調整するとコントラストが良くなる。真ん中のガンマ値を動かすと非線形になるのでいじらない。入力/出力の比例関係がくずれるので、トーンカーブや自動補正は使わない。バリアフリーな顕微鏡画像の重ね合わせ。説明するA社の人とKさんの、やや棒読みのかけあいが面白かった。「このような操作はどうでしょうか、Kさん」「(マイクを持って)はい、これは危ないですね」「他によく使う操作に何がありますか、Kさん」「(マイクを持って)そうですね、生物系だと、白黒化や反転も良く使われると思います」など。「NHK教育番組」「将棋の解説風」「テレフォンショッピング」などいろいろな感想が聞こえる。意図的な漫才だったのかは不明。教育的なセミナーで良かったと思う。全てPhotoshopだったのでGimpしか使わない私にとっては残念。17時15分ごろ終了。生物科学セミナーであることを忘れてサインせずに帰るところだった。アンケートに答えて退出。今日も午後には全員集合。先輩のU谷さんに電話して理事会に必要なものを確認。genotyping PCR。電気泳動。ゲル作りに失敗。鍵閉め。終電のモノレールで帰宅。駅で「ひとり暮らし」読了。今日も12000歩。夕飯は鶏肉、トウモロコシ、高野豆腐、冷や奴。2時には就寝したい。

 

2015年9月10日 木曜日
9時前に起床。ゴミ出し。朝飯は卵かけごはんと味噌汁とヨーグルトとトマトジュース。モノレールを降りると雨。嫁はパラフィン交換して授業参観へ。昼飯はMッシーくんとR。バイキングのみ。仲良く教員四人で昼食のM野研。昨日とは違う書類かき。今日も午後には全員集合。16時から職員会議。専攻長+11名が参加。16時35分には終了。D進学者が多い人気アプレンティス研究室。義務は同じでも権利は半分の独立准教授グループは、どんなに面白い研究をしていても、教授グループほどは成果がでにくい構造。学際グループが団結して運営会議側と闘うことに期待。全員で協力して本当の学際研究でNatureに論文を出すとか、「学際シンポジウム(仮)」を開催して世間に「俺たちの方が面白い研究をしている」とうったえるのもアリかも。その時は私も入れて。文書書き直し。K脇さんが冷蔵庫のトレイの見積もりを持って来てくれたのでK教授に相談。2004年にドイツで購入したポスターケースが空港職員によって完全に破壊された話(前から半分破損していた)。11年間もよく頑張った。DNA抽出。書類作成。鍵閉め。終電のモノレールで帰宅。1万歩は達成。夕飯は魚、キュウリ、里芋。ヘルシー。2時には就寝したい。

 

2015年9月9日 水曜日
朝飯はヨーグルトとトマトジュース。生物科学セミナーのアナウンス。ソファーで眠る嫁。モノレールでラボ。昼飯はMッシーくんとR。バイキングのみ。小雨。今日は全員集合。Z前さんが使おうとした滅菌シャーレに髪の毛が入っていた事件。クチン総説を読む。今週金曜日13:00から中間報告の発表練習。もの書き。疲れた。K脇さんが来て、冷蔵庫のトレイについて話。冷蔵庫奥の冷却板に接触すると破損のおそれ。メーカーとしては保証できない。野外実習について大学院係から連絡。講師の先生たちにメール。17時からA427で生物科学セミナー。27名が参加。教員はM野研×4、K澤先生、Aサダ先生、私。若い人が大好きなメカノ。アポトーシスに伴う組織の変形。(メモ)上皮細胞の入れ替わりに注目。上皮細胞が死ぬと接しているHistoblast細胞が引き延ばされる。力の伝播で接していないHistoblastも引き伸ばされる。アポトーシス細胞では、caspaseのはたらきで、myosinの蓄積とapical constriction。Eカドヘリンが膜から離脱してアポトーシス細胞が周囲のHistoblast細胞から切り離される。その後、接していたHistoblastで誘導されたアクトミオシンの収縮で死細胞が締め付けられてさらに縮小。死細胞はbasal側に抜けて行く(貪食による消化?)。細胞死が組織全体の動態に寄与する例。かためのHistoblastとは違って、やわらかめの細胞では力が伝搬しにくい(アポトーシスした上皮細胞の隣の上皮細胞はやわらかめなので変形するだけ)。レーザーアブレーション後に膜が離れるスピードでで張力の推測。細胞の切り離しに伴う張力の低下と回復。死細胞の隣の細胞にアクトミオシンが誘導されるメカニズムは謎。丁寧に細胞を観察して定量化。観察するだけでも大変そうな仕事。動物でしか通用しない細かい話のような気もしたが、イメージングの一つの結果(事実)として面白かった。45分で簡潔に説明。質疑応答が盛り上がる。話題提供の見本。18時11分に終了。嫁のサンプルのパラフィン置換。もの書きの続き。b棟の植物の世話。22時にいったんもの書き修了。嫁のサンプルのパラフィン交換二回目。鍵閉め。終電のモノレールで帰宅。夕飯は豚ニラ炒め。野菜。小エビの唐揚げ。2時には就寝したい。

 

2015年9月8日 火曜日
9時前に起床。ゴミ出し。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。娘が箸を無くした話。雨の中、モノレールでラボ。O泉くんが来ている。要旨が完成。K教授、N瀬さん、A馬くん、AKさん、Hシノさん、M浦さんが。台風が近づいている。もの書き。嫁はレモゾール置換。10/6のセミナーが延期予定。嫁のパラヒン置換の続き。昼飯は一人でS。ハヤシライス。あったか〜い缶コーヒー。なんとか委員会のため、でんすけ登録。K脇さんが来て、冷蔵庫の話。「メーカーとしては冷蔵庫に引き出しはお勧めしないので自己責任で」とのこと。氷結の原因は背面冷却版と引き出しが接触していた可能性。図面を見ながら寸法を確認してくれるとのこと。物書きしながら、嫁のサンプルのレモゾール置換。21時半ごろにMッシーくんとZ前さんが帰って来る。台風直撃は避けられた。終電のモノレールで帰宅。夕飯はホイル焼きとタコ酢みそと酢の物。O泉くんの要旨を事務局に送信。2時には就寝したい。

 

2015年9月7日 月曜日
寝坊。朝飯はヨーグルトとトマトジュース。今日からダイエット。夜は痩せているのに朝は太っている謎。モノレールでラボ。みんな植物学会参加で居室には私一人。あとはK教授、Hシノさん、AKさん、Hスさん。まこと広うなりもうした。生物科学セミナーのアナウンス。昼飯は一人で三食(Sは臨時休業)。メンチカツと肉じゃが。野菜ジュース。16時半過ぎにK脇さんが来てくれる。冷蔵庫の引き出しについて。K教授も加わってくれて交渉(RI室の冷蔵庫を確認してくれる;2008年もので引き出し8コ付き)。ずっと物書き。発狂しそう。嫁の乾熱滅菌の片付け。鍵締め。A馬くんが来た気配。K教授を残して、終電のモノレールで帰宅。夕飯はカレーと梨。1時には就寝したい。

 

2015年9月6日 日曜日
昼頃に起床。朝飯は昨日の鍋の残りで雑炊。ぶーくんはピアノの練習。娘はこどもちゃれんじ。時計の読み方が分からない娘。「20分前」と言われると、20分先のことだと思うらしい。未来にも過去にも使う「前」と言う言葉の難しさ。官舎でニラの花が咲いている。15時半ごろにラボ。嫁に送ってもらう。子どもたちは回転寿し。雨。植物学会参加者が多いのでラボには誰もいない。ずっともの書き。終電のモノレールで帰宅。小雨。夕飯は、刺身。メールの返事×2。2時過ぎに就寝。

 

2015年9月5日 土曜日
12時すぎに起床。子供たちはピアノの練習とちゃれんじ。昼飯は名古屋土産のきしめん。食後はラバ貼り。読書。15時50分くらいにスポセン着。ぶーくんや娘と練習。ラバーをファスタークG1に変更。今までスレイバーしか使ったことが無かったが、ボールも卓球スタイルも変わっているのでテンション系ラバーを試してみる。ブロックで球が伸び過ぎて子供たちが取りにくかったかも。ドライブのオーバーミスが多い。全力で振ると球が走る。子供たちの球しか打っていないので判断が難しいけど、使いこなせないラバーではない気がする。大きな違和感はなかった。17時に終わり。1Fでシャワーと着替え。おじさんに「お子さん小さいのに上手ですね」と言われる。娘は小さいのでよく幼稚園児と間違えられる。17時15分ごろにM体育館へ。ネット張りを手伝う。Iヌイ先生が生徒マグネットを作成。ぶーくんはIヌイ先生、娘はS司さんのコーチ。19時まで。強化A選手が漫然とやっているのが気になる。一球に対する真剣さが足りない。帰宅。嫁はスーパーで買物。私は子供たちと風呂。夕飯は豆乳鍋。1時には就寝したい。

 

2015年9月4日 いろいろ
8時前に起床。生物科学セミナーのアナウンス。ゴミ出し。朝飯は卵かけご飯と味噌汁とヨーグルト。丁度Kン先生が自転車で向かいの建物から出て来るところ。私はモノレール。クズとキツネノマゴの花。9時15分ごろラボ。K教授がセミナー室でゲストと話す。9時半過ぎに、台湾S華大学の学生&教員たちがぞろぞろとラボツアー。私も数分でポスターの説明。Mッシーくん、AKさん、Z前さんも。M野先生が呼びに来て、10時には別のラボへ移動して行く。忙しいスケジュール。11時過ぎにK脇さんが来て、冷蔵庫の見積もり。30万円程度だが、引き出しがついていない。何回聞いても「引き出しは売ってくれない」と主張するK脇さん。K教授に相談。「売っていないはずがない」という意見で一致。自力でカタログを調べたら別売りの引き出しを発見。なめられてる。今日も全員集合。昼飯は、Mッシーくんと、R。さんまとバイキング。食後は論文書き&ネットサーフィン。13時半から14時半までMッシーくんの発表練習。嫁と私が意見。O泉くんが登場。データ整理。私はクリーンベンチ作業。16時すぎにお天気雨。O泉くんと、M浦さん、Z前さん、Mッシーくんがデータを見ながらディスカッション。洗濯物の様子を見に一時帰宅するMッシーくん(無事だったらしい)。てるてる坊主の威力で雨がやむ。17時から4Fセミナー室で生物科学セミナー。この学科の卒業生(K教授は覚えていないらしい)。M村さんと同期ということは私と同年。同年とは思えない立派な人。聴衆は18名。教員は世話人のK村さん、K教授、K澤先生(A321に移動したらしい)、私。記憶について。野生動物にとっては生きるために必須。人間にとっては、その人のidentity、芸術を生む源でもある。記憶獲得に重要なのは海馬(獲得後、時間が十分に経つと情報が拡散して海馬が不要になる)。海馬を除去すると陳述記憶が無くなる(H.M.さん)。除去前の記憶や、非陳述記憶、短期記憶は正常らしい。「博士の愛した数式」や「レベル7」で出て来たような話。記憶の正体は持続した脳内の変化。その物質基盤を知るのが目的。4億の神経、4兆のシナプスが形成する脳から特定の神経アンサンブルを見つける必要がある。マウスを箱にいれて電気ショックで恐怖条件付け連合学習。記憶獲得後、再び同じ箱にいれると記憶を想起してフリージング行動をとるようになる。記憶獲得時に活性化された神経細胞をc-fos(immediate early gene)のプロモーターと、ポジティブフィードバックを利用した系を使ってtaulacZでラベルし続ける。記憶を想起させると、ラベルされた同じ神経細胞が高い頻度で再活性化されることが判明(別のearly geneで二重染色実験)。同じ神経細胞が活性化されることと、記憶の強さとは相関がある。記憶獲得時に活性化された神経細胞を、人為的に活性化(hM3Dq+合成リガンド)してやるとフリージング行動(恐怖記憶の想起)が見られる。人為的に抑制(TeNT)してやると、記憶の想起ができなくなる。同じ学習はいつも同じ神経が使われる(再学習で記憶の増強ができるように?)。代替えは不可能。最初の学習で活性化された神経を抑制してやると再学習による記憶の増強ができない。違うコンテクストの学習には別の神経集団が使われる。高い機械に頼らず、遺伝子工学的なアイデアだけで結論を導いたのがスゴい。何で記憶獲得時に特定の神経アンサンブルが活動するのかは分かっていない。記憶の種類ごとに神経アンサンブルのつながりのパターンがどう違うのか。「この箱を見たら警戒しろ」という情報が具体的にどういう文法で書き込まれているのか。人為的に記憶が想起されたときマウスは何を感じているのか。分からないことばかり。最先端の分野でも、実験できること、実験で分かることはかなり限られている。2gの蛍光顕微鏡を使った、自由行動中のマウス脳での数百細胞同時カルシウムイメージングの紹介。ピカピカ光る神経細胞。歩くだけでこれだけたくさんの神経が活動しているのに、記憶獲得に関わった神経だけが高い頻度でラベルできたことに驚く。脳の応答は意外と単純なのだろうか。18時45分に終わり。サイン。M野専攻長のサインはオシャレ。植物の植え替え1バット。明日から植物学会に参加する人が多いので、21時にはPPさんとYエさんと私だけ。安全管理。オートクレーブ。鍵締め。データ整理。終電一つ前のモノレールで帰宅。夕飯は、豚肉ショウガ炒め、カボチャの煮付け、ホウレンソウのおひたし。ソファーの上で就寝。

 

2015年9月3日 木曜日
8時半に起床。ゴミ出し。シャワー。朝飯抜き。モノレールでラボ。小雨。10時半から健康診断。尿、視力、血圧、体重、身長、腹囲、問診、胸部X線、聴力、心電図、採血。血圧がじわりじわりと上昇(正常範囲内ぎりぎり)。減量の必要あり。11時には終わり。帰りは雨。O泉くんが来ている。TAのZ前さんとCLSM実験。昼飯はMッシーくんと、R。さんまとバイキング。1年生担任のM野さんとI井さんに野外実習の宣伝のお願い。14時前からCLSM室にこもる。途中、15時にT木先生のところへ。集中講義の参加者数について問い合わせ。S本先生にメール。Mッシーくんがロジックさんに冷蔵庫の見積もり依頼をしてくれる。b棟の水やり。21時までCLSM。夕方からA馬くんが登場してアグロ。21時半から22時半過ぎまでMッシーくんの発表練習。終電のモノレールで帰宅。夕飯は、魚など。明日9時20分からS華大学の学生たちがラボツアー。

 

2015年9月2日 冷蔵庫
8時すぎに起床。生物科学セミナーのアナウンス。ゴミ出し。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。嫁の車でラボ。10時から並行して二つの生物科学セミナー。A427で、TYLさんの生物科学セミナーに参加。珍しく長ズボンのK教授。参加者は18名。N井先生の姿も(TYLさんの希望)。K教授が紹介。ドイツで同じ研究所にいたことが判明。まったく覚えていない。リン酸トランスポーターの転写後制御の話。液胞/細胞質のリン酸濃度の調節。液胞から細胞質への排出担体は不明。植物用のtripartite split-GFP。リン酸濃度センサータンパク質との相互作用。基礎研究が応用につながる魅力的な研究分野。昼飯は、Mッシーくんと、3食。餃子あんかけと梅シソフライ。帰るにO島さんと遭遇。「まだ半ズボンはいてるんですか」と指摘される。O泉くんが登場。H兄やん部屋でタイムラプス。12:40ごろに冷蔵庫の霜取りをしていたら、ドライバでうっかり冷媒管に穴。シューーとガスが抜ける(ノンフロン)。7年ものの冷蔵庫。やっちまった。植物の観察と写真撮影。15時半過ぎに学生シンポジウムを聞きにいく。丁度休憩中。2Fの休憩室でお菓子を頂く。前回は昼休憩中に弁当を食べながらゲスト教員にプレゼンをしてもらっていたらしい。3Fの講堂に移動。1Fで集合写真の撮影。15時45分から発表。みんな英語も上手。参加者は全員あわせても35人程度。 広い講堂で少し寂しい。教授はM野先生、T澤先生、T木先生、K澤先生くらい。他は、F本さん、ブロッコリーさん、Tクさんなど。こんな雰囲気なんだ。17時15分くらいに終わり。Mッシーくんによると、冷蔵庫の修理代は30万円近い(by ロジックさん)。購入をすすめられる。K教授に「ごめんなさい、冷蔵庫ぶっ壊しました」と謝りに行く。「買うしかないですね」と笑ってくれるK教授。H兄やんがTYLさんをNガイ先生のところへ連れて行った話。18時すぎから19時半までMッシーくんの発表練習。21時まで5F組織観察室で顕微鏡仕事。PPさんがK教授と発表練習中。10月中旬にAKさんが去るので歓送迎会の予定。生物科学セミナーの問い合わせ、アナウンス。9月はセミナーが多い。Mッシーくんとディスカス。CLSM実験中のN瀬さんを残して、終電のモノレールで帰宅。夕飯はハンバーグ。2時には就寝。明日は健康診断。

 

2015年9月1日 セミナー
8時すぎに起床。生物科学セミナーのアナウンス。ゴミ出し。朝飯は卵かけご飯と味噌汁。モノレールでラボ。9時半から、ひと月ぶりのラボセミナー。全員集合。座長はHシノさん。K教授がセミナーのお知らせ。M浦さんのプログレス。個人的には、一枚目のスライドと「解明したいこと」が一致するプレゼンが好み。オーキシンか、小胞輸送か。Mッシーくんの論文セミナー。WOX5の細胞間移行と幹細胞の維持。根っこは観察が簡単そうだけどやることも多くて大変。昔からタンパク質の細胞間移動の証明の仕方は変わっていない。よく聞かれる質問も同じ。検出限界以下で転写されている可能性は? GFPがちぎれてないか? WOX5-3×GFPで機能が微妙に変わっていないか? WOX5-GFP mRNAのin situ hybridization解析をしているか? 移動範囲の調節は? 核移行との相関は? 10時20分に終わり。それから、K教授が夏休みの宿題の発表。4Fの顕微鏡でタイムラプス。きれいなデータ。10時40分に終わり。掃除。A馬くんとデュアルクイックル。PCR部屋で自家発電。昼飯はMッシーくんと3食。ハンバーグと麻婆豆腐。13時50分くらいにO泉くんが登場。タイムラプス開始が一日延びたので一瞬で帰る。論文かき。実験計画。16時から雨降り。Mッシーくんがマイクロデバイス作り。植物の観察と写真撮影。終電のモノレールで帰宅。夕飯はパスタ。雨。2時には就寝したい。

 

注:この日記は、きいろぺんぎんのゆがんだ視点から書かれたフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。

 

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